沖縄県大宜味村の海岸に大量に漂着していた「軽石」がたった一晩でどこかへ消えてしまった・・・。
沖縄県大宜味村の海岸だけではなく、南城市久高島の徳仁港や国頭村の辺土名漁港などにも港を埋め尽くすほどの軽石が押し寄せてきていたニュースは大きく取り上げられていたので、ご存知の方も多いと思います。
しかし、そんな中、沖縄県大宜味村の海岸に大量に漂着していた「軽石」がたった一晩で消えた理由や原因は何なんでしょうか?
軽石だけにすぐに水を含んで沈むことは無いので、北海道にくる流氷の様にどこかへ漂流していることは間違いないのですが、「どこの漂流しているのか?」「どこに流されるのか?」「一晩で戻ってくる可能性もあるのでは?」といったテーマで探っていきたいと思います。
沖縄県大宜味村の一晩で消えた軽石はどこへ漂流している?
【一晩で軽石が消えた? 沖縄の村】https://t.co/VdA3u61gzR
沖縄県大宜味村在住のタレントが30日、村の海岸に流れ着いた大量の軽石が消えているのを確認し、フェイスブックに投稿した。本部町の新里漁港でも、28日に海面を覆っていた軽石が29日朝にはなくなっている様子が確認された。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 31, 2021
沖縄県大宜味村の「一晩で消えた軽石」はどこへ行ったのでしょうか?どこに漂流しているのでしょうか?
海底火山の噴火よって作られた「軽石」は数年は海に浮かんでいるそうですが、となれば、海上のどこかに浮かんでいるはずですが・・・。
大量の軽石と言っても広大な海の上で「どこに漂流しているか?」は、相当困難な創作になると思われます。
23日夜 沖縄県糸満市の南方およそ55キロの海上を航行していた海上保安部の巡視艇が 漂流していた軽石を吸い込んで航行不能になりました
NHKのヘリコプターの映像からは 海面に大量の軽石とみられるものが帯状に漂っているのが確認できましたhttps://t.co/TtlPtVnSA1 pic.twitter.com/lc6iDDOnS7— NHKニュース (@nhk_news) October 24, 2021
軽石が海に流された可能性が高いので、海流や潮流により九州や四国方面、もしかすると関東方面にもたどり着く可能性もありますが、現時点で沖縄県より一晩で消えた軽石がどこに存在するのかが未確認なので予測が困難になっています。
沖縄県より南下して、台湾やフィリピン、マレーシアに流れる可能性もあるのでしょうか。
もちろん、一晩たって、また沖縄に戻ってくる可能性も当然あるのですが、港が埋まるほどの軽石が戻ってくるのは勘弁してほしいですね!
沖縄県大宜味村の軽石が一晩で消えた理由や原因は何?流氷の様に1日で戻ってくる可能性もある!
【一晩で軽石が消えた? 沖縄の村】https://t.co/VdA3u61gzR
沖縄県大宜味村在住のタレントが30日、村の海岸に流れ着いた大量の軽石が消えているのを確認し、フェイスブックに投稿した。本部町の新里漁港でも、28日に海面を覆っていた軽石が29日朝にはなくなっている様子が確認された。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 31, 2021
沖縄県大宜味村の軽石が一晩で消えた理由や原因としては「潮の満ち引きによる海流、潮流の関係や風向きによる影響」が考えられています。
人力や建設機械などで撤去するには、かなりの日数を要する膨大な量の軽石が漂着しましたが、やはり自然の力は良くも悪くも凄い!としか言いようが無いです。
沖縄県の軽石が一晩で消えた事は嬉しいですが、また戻ってくる可能性もあるのでしょうか?
ロイヤル見ると思い出す。
流氷の流れ加減が実にブイだったぜ。 pic.twitter.com/N9GHoXV6uD— マンデーパパ (@nepinepimai) September 26, 2021
北海道に毎冬到来する「流氷」は海流や風の向きで、海一面に覆いかぶさった流氷が、翌朝には何一つない光景など珍しくありませんし、翌々日にはまた海一体に接岸している事などザラです。
軽石も流氷と同じように海の上に浮かんでいる物体ですから、風向きや海の満ち引きによる潮流や海流により、一晩で消える事も不思議ではないのかもしれません。
しかし、流氷と同じように考えるならば、「一晩で軽石が戻ってくる」可能性も、もちろん高いのです。
沖縄県大宜味村などの軽石がすぐに沈む可能性が低い理由と今後の対策について
沖縄などに大量の軽石漂着 1400キロ離れた海底火山から噴出https://t.co/0OOdnsxZWS
いけすで育てていた魚300匹のうち半数が死んでいたといいます。
胃の中に軽石があったため、軽石を食べた影響とみられるといいます。
「先は全く見通せないが、自然が相手で怒りをぶつける先も無い」 pic.twitter.com/YTMPFFJKUp— 朝日新聞デジタル (@asahicom) October 25, 2021
沖縄県大宜味村の「一晩で消えた軽石」ですが、すぐに沈む可能性が低い理由についても探ってみました。
そもそも海底火山の噴出で作られた「軽石」はすぐに水を含むことが出来ない性質であり、数年海を漂いながら少しずつ海水を含んで海に沈み、海底で風化して砂になるそうです。
今回の沖縄へ漂着した軽石は2021年8月に噴火した小笠原諸島の海底火山・福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)の噴火によって作られたものだそうです。
すぐには沈まない軽石だという事がわかると思います。
沖縄県大宜味村の軽石が一晩で消えた理由や原因は何?と合わせて読みたい記事
沖縄県大宜味村の軽石が一晩で消えてくれた事は喜ばしい事ですが、まだ海を彷徨っていると思うと穏やかではありません。
今回の様に漁港が埋まるほどの軽石が押し寄せてきては、漁師の方々の生活も脅かされますし、沖縄の観光にも大打撃です。
日本政府や国の力をもって、早急な対策を行ってほしいと願います。
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